第20回 日本近代仏教史研究会 研究大会のプログラム

謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。日頃よりご高配にあずかり、誠にありがとうございます。
さて、本研究会は1993年3月に発足記念大会を開催してから、今回で第20回目の研究大会を数えます。そこで節目を迎えるにあたり、開催校を中心とした有志による実行委員会を立ち上げました。通常の研究大会とは異なるプログラム構成を計画し、来る5月12日(土)青山学院大学青山キャンパスにおいて開催するはこびとなりました。
今回の研究大会は、多様な側面から近代仏教を論じていただくことを期待し、研究会内外に発表のご依頼を申しあげたところ、皆様からご快諾頂きましたことは、感謝の念に堪えません。
いっぽう、会員各位に対する研究発表の公募が出来なかったことを、深くお詫び申しあげます。
また、研究発表に併せて開催するシンポジウムは、テーマを「近代の仏教とキリスト教」としました。開催校である青山学院大学との関連に加え、仏教とキリスト教の関係を問うことが、近代宗教史の研究にとっては避けて通れない切実な課題であるという認識があるためです。
今回の第20回研究大会を実り多いものにするためにも、また本研究会の益々の発展と近代仏教に関わる研究の隆盛を祈念し、多くの方々のご参加をお待ちしております。
つきましては、大会参加の有無を、同封の葉書で4月13日(金)までにお知らせ頂きたくお願い申しあげます。
敬 具
日時
2012年5月12日(土)
受付開始:9:30、開会:10:00

会場
青山学院大学 青山キャンパス 第14号館総研ビル11階 第19会議室
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
JR山手線、東急線、京王井の頭線「渋谷駅」宮益坂方面の出口より徒歩約10分
地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩約5分
費用
参加費:1,000円、懇親会費:5,000円
プログラム
10:00~12:30
開会挨拶、研究発表(3名)
吉永進一(舞鶴工業高等専門学校) 「『新佛教』研究の現状と展望」
水島見一(大谷大学) 「近現代大谷派教学史研究の意義とその研究方法について」
小川原正道(慶応義塾大学) 「対華二十一箇条要求と仏教―布教権をめぐって」
12:30~13:30
昼食休憩
13:30~15:10
研究発表(2名)
圭室文雄(日本近代仏教史研究会長・明治大学) 「明治初期の宗教政策」
下田正弘(東京大学) 「「インド学としての仏教学」再考」
休憩(10分)
15:20~17:20
シンポジウム 「近代の仏教とキリスト教」
パネリスト
芦名定道(京都大学) 「キリスト教にとっての仏教の意味 ―近代日本・アジアの文脈から―」
大谷栄一(佛教大学) 「「プロテスタント仏教」概念を再考する」
ケネス田中(武蔵野大学) 「アメリカ仏教への貢献者 Paul Carus(1852-1919)―キリスト教と異なる「科学の宗教」としての仏教―」
司 会
陳 継東(青山学院大学)
コメンテーター
林  淳(愛知学院大学)
17:30~18:00
会員総会
18:30~
懇親会 アイビーホール
● 参加費・懇親会費は、当日会場にてお支払い下さい。
● 出張依頼状が必要な方は、研究会事務局(立正大学:安中尚史 TEL:03(5487)3257 e-mail:annaka(a)ris.ac.jp)までご連絡下さい。※(a)は@に変換して送信して下さい
研究大会担当連絡先
〒150-8366 渋谷区渋谷4-4-25青山学院大学国際政治経済学部内
担当 陳 継東
研究会事務局
〒141-8602 品川区大崎4-2-16立正大学仏教学部安中研究室内
TEL03-5487-3257 FAX03-5487-3267
担当 安中 尚史  E-mail:annaka(a)ris.ac.jp
※ (a)は@に変換して送信して下さい