■第26回日本近代仏教史研究会研究大会(2018年5月26日)

京都府・佛教大学
[第1部会]
亀山光明(東北大学・院)「世紀転換期における戒律の語り方―釈雲照と新仏教運動を中心として」
栗本眞好(元・花園大学大学・院)「仏教者としての小林橘川」
井川裕覚(上智大学・院)「明治中後期における感化・更生保護事業と宗教・宗派協力―岡山感化院、備作恵済会、広島保護院を事例として」
武井謙悟(駒澤大学・院)「禅会の動向に関する考察―『禅道』、『大乗禅』の記事を中心として」
小林惇道(東京工業大学)「日清戦争期における忠霊堂建設運動と真言宗」
森 覚(大正大学)「仏教聖典シリーズにみる友松円諦の思想─『おしゃかさま こども絵本版』と『えものがたりおしゃかさま 児童版』を中心に」
大澤絢子(龍谷大学)「大正期親鸞流行と親鸞像」
星野靖二(國學院大学)「『明教新誌』の検討―明治二〇年頃までを中心に」
林 淳(愛知学院大学)「「新しい仏教」論再考」
[第2部会]
坂井田夕起子(愛知大学国際問題研究所)「中国人僧侶の見た日本仏教―大醒の日本視察記を素材として」
佐藤厚(専修大学)「島地黙雷、生田得能『三国仏教略史』と東アジア近代仏教への影響」
楽 星(東北大学・院)「帝国日本の大乗的使命―大正期における大谷光瑞とアジア主義」
高瀬航平(東京大学・院)「旗と銅像―近代日蓮宗における「蒙古襲来」表象について」
クリントン・ゴダール(東北大学)「日蓮主義と日本帝国海軍―佐藤鉄太郎を中心にして」
齋藤蒙光(東海学園大学 共生文化研究所)「林霊法と共生浄土教」
池田智文(ノートルダム女学院中学高等学校)「鷲尾順敬と雑誌『仏教史学』」
オリオン・クラウタウ(東北大学)「明治期の仏教学と大乗論」
【シンポジウム 本山の明治維新】
藤田和敏(大本山相国寺寺史編纂室)「明治維新期の延暦寺」
青谷美羽(聖護院史料研究所)「聖護院にみる十九世紀後半の修験道本山の動向」
江島尚俊(田園調布学園大学)「浄土宗における知恩院の「総本山」化」
谷川穣(京都大学)「東西本願寺の維新を捉える視角」
コメンテーター:林 淳(愛知学院大学)
司会:岡田正彦(天理大学)
コーディネーター:大谷栄一(佛教大学)