■『近代仏教』第26号、2019年5月発行

<論文>
池田智文「鷲尾順敬の仏教史学と国民道徳論―雑誌『仏教史学』を中心に」
坂井田夕起子「中国人僧侶の見た近代日本仏教―大醒の『日本仏教視察記』を中心に」
武井謙悟「近代日本における禅会の普及に関する考察―『禅道』・『大乗禅』の記事を中心として」
飯島孝良「鈴木大拙は日本における禅籍受容をどう考えていたのか―『禅思想史研究』を中心に」
楽 星「帝国日本の大乗的使命―大正期における大谷光瑞とアジア主義」
<報告>
武井謙悟「シンポジウム「吉田久一史学の継承と展開」に参加して」
近藤俊太郎「韓日国際学術大会「近現代東アジアにおける宗教と平和」参加記」
<書評>
齋藤知明「江島尚俊・三浦周・松野智章編『戦時日本の大学と宗教』」
名和達宣「脇 崇晴『清沢満之の浄土教思想―「他力門哲学」を基軸として』」
亀山光明「中島岳志『親鸞と日本主義』」
松金直美「中西直樹『近代西本願寺を支えた在家信者―評伝 松田甚左衛門』」
永岡崇「末木文美士『思想としての近代仏教』」
菊川一道「伊東恵深『親鸞と清沢満之―真宗教学における覚醒の考究』」
大澤絢子「堤邦彦・鈴木堅弘編『俗化する宗教表象と明治時代―縁起・絵伝・怪異』」
中川剛マックス「眞田芳憲『〈大逆事件〉と禅僧内山愚童の抵抗』、田中伸尚『囚われた若き僧 峯尾節堂―未決の大逆と現代」
<新刊紹介>
碧海寿広 2017年10月~2018年9月